こん〇〇は!

 

水曜日メディア班です。

 

先週アメリカ出張に行ってきた訳なのですが、その際に超人気アメ鍛造ホイールメーカーMVFORGEDの工場にも潜入してきました

 

 

 

MV FORGEDと言えば去年のSEMA SHOWでド派手なブースにバッキバキの車を沢山展示して話題を掻っ攫ったアメ鍛メーカー

 

その直後から日本でも凄い人気で今月まででも多くのMV FORGEDを履いた車両が日本でも製作されてきました。

 

そんなMV FORGEDの事務所がコチラ

 

 

写真右側に写っているのは元rotiformでうちの担当だったアイヴァン

 

長年裏方としてアメ鍛業界に関わる大ベテランです

 

そして写真左側に写っているのが社長のお父さん。会長になるのかな?!

 

実はこの方がメチャクチャキーマンでなんと元機械工作のエンジニアなのです。

 

なんと、そのエンジニアだった経験を活かしCNCと呼ばれる工作機械を使いこなし、さらに機械メーカー標準の仕様では満足出来ない部分を自分流に改善しているのであります。

 

 

例えばこの写真

 

メーカー標準の固定治具だと固定時に傷がつきやすいので傷が付きにくい物へ変更

 

さらに通常サイズ毎に異なる治具をマルチ対応させる事で交換時間を短縮し生産効率を大幅にアップさせているそう

 

また治具の交換時に発生してしまう僅かなずれが発生しない為、安定した加工ができるそう

 

あ、ちなみに会長と一緒に写っているのが社長です。若い!

 

 

工夫は他にも

 

アルミを削るドリルの取り付けに僅かな遊びをあえてつける事で素材に不要な応力やダメージを最小限にしているそう

 

写真は「ここがこうやって動く様にしたんやで!」と説明しているところ

 

 

そうして削り終わったホイール達ですが触ってビックリ

 

メチャクチャ滑らかなんです

 

普通は削りたての物はバリがあってその後に入念な処理が必要なのですがMVが削った物はそのままフィニッシュ(最終工程)に出せるのでは?!というほどの仕上がり

 

これには本当に驚きました

 

 

拘りはこれだけではなく

 

ピアスボルトは全てチタン製!しかもMVのロゴ入り

※青い緩み止めが塗ってあるボルトは他のボルトです

 

有名メーカーでも意外とボルトメーカーのスタンダードな物使ってる所も多いんですよ。

 

 

社長が手に持っているのはセンターキャップに使用するOリングなのですが、これも品質重視で選び抜かれた物だそう

 

 

最終チャックで振れや歪みを計測する機器は信頼の日本製

 

ここも無印とか大陸製使ってるメーカーも実はあったりします。

 

 

そんな訳で詳しくは書けませんんが色々なホイールブランドの裏方としても絶大な信頼を得ているそうでMV以外のメーカーも沢山製作されていました。

 

ちなみに写真に写る金色のMVFORGEDはボンド大宮店からのオーダーだそう

 

そのうち日本で履いた車が見れるかも知れないと思うとワクワクします

 

 

そしてMVFORGEDは他にもさまざまなブランドを展開していて奇抜なデザインや国産スポーツカー辺りにもピッタリなスポーティーなホイールもあったりします。

 

ESR、BRADA、LABEL全てラガーで取り寄せ出来ますのでお気軽にどうぞ

 

 

整理整頓された工場は沢山の在庫ホイールもあってこれからますます成長していきそうな勢いを感じた工場見学でした

 

という訳で生産現場まで直接行って「どこで」「誰が」「どのようにして」製品を作っているのか?バッチリチェックしてきていますので安心してラガーコーポレーションにお任せください!

 

それでは!