羽田を飛び立つことおよそ5時間

中国本土への直行便はエグいほど高く 運航便も少ないためいったん香港へ

 

香港ではたいぶ使い込まれたヴェルファイアのタクシーで

 

中国本土に向かって移動します
このヴェルファイア 日本からの並行車だったようでナビが日本語表記www

ブレブレですみません💦

 

一日で二回の出国と入国を経て無事中国の本土に
向かった先は中国のシリコンバレーと呼ばれる深圳市

 

亜熱帯気候のエリアに属する中国南部ですが
意外にも想像を裏切り 梅雨入り前の日本のような清々しい陽気

 

こちらの国際展示場で開催されるショーにやってきました

 

今や中国はいろんなヨーロッパ車を司る国
メルセデスも筆頭株主は中国企業ですし、ボルボは吉利汽車と呼ばれる企業のブランドです

 

たくさんの完成車メーカーやパーツメーカーが出展
ショー会場の面積は幕張メッセの本館のおよそ3倍
全体の面積では6倍以上というトンデモなスケールです💦

5,400社以上の出展社と30万人以上の来場者

日本人には今日会わなかった気がします 今日から三日間ココが仕事場です

 

会場はこの通りカラフルですが 整然としてまるでオートサロンのようです

 

そんなこんなで我が社でも中国マーケットは重要な取引先のひとつで

 

こちらの新型シエナには日本のトヨタ車向けのチューナーブランド
TOM’s さんとコラボしたサスキットを開発して販売しています

旧型のシエナはアメリカから並行車が少々入っていましたが

 

こちらのモデルは日本の車検をパスすることができないため入れられず…
入れたら売れること間違いないんですけどね 残念💧

 

今後展開していくいろいろな商品もあり まだご案内できませんが

以下ではちょっと面白いモノを中谷目線でご紹介します

 

一瞬ブロンコ?と思いきや ドメスティックブランドのTANKというオフローダー

いろんなバリエーションがあり国内で大人気だそうです

 

こちらはワイドボディキットを纏ったディフェンダー
ホイールは rotiform のOZR!

 

ボンネットはまるでパイソンのようなカーボン柄
賛否両論ありますが斬新なことは間違いありません…

 

そして以前に50万円のシティコミューター電気自動車として

世を騒がせた宏光ミニ コンセプトカーとして

“GAMEBOY”というネーミングでドレスアップ

 

ネットニュースで見たときはちょっと…な感じでしたが 現車は結構イイ感じ
これ軽自動車枠で登録出来たら日本マーケットはヤバいかも💦

 

そしてスタンスは万国共通のようで

 

ここ中国でも WORK さんのホイールは大人気
装着率が一番高かった気がします

 

VIPカーといえばお約束のこのアイテム 一瞬ここが中国ということを忘れますwww

 

Rocket Bunny もこの通り ジャパニーズブランドは中国でも健在です!

 

ロータリー乗りの方に刺さるかも(!?)
ハウジングとローターを模したホイールや

 

キャデラックのメーカーブースでは

エアサスで接地したCT5 ホイールはなぜか BC FORGED

 

そしてフォルクスワーゲンブースではカワイイ電気自動車ID.3

コチラもやっぱり BBS のLMを履いてシャコタン

 

ロールトップのカブリオレもあり
これ日本に入れたらカスタムベースにいいんじゃないの?

 

そして何やら壁が立ちはだかってると思ったら
パリダカールラリーに出てくるカミオンのようなキャンピングカー💦

 

こんなので中国の富豪の方々はキャンプしながらゴビ砂漠を横断するのでしょうか…

 

巨大なキャンピングカーの後はさっきの宏光ミニ
デザイン性も高く コンセプトもはっきりしててオモチャに一台欲しい

 

そしてまた地の果てまでも走れそうなオフロードモデル
これなんとフロア下にバッテリーを2階建てに配列した電気自動車なんです!

 

コチラは昨年初の中国メーカーとして日本に上陸した紅旗

 

セダンのH9とミニバンのHQ9 どちらも内外装の質感は
ベン●レーのエンブレムがついてても疑わないほど
見た目のクォリティは目を見張るものがあります💦

 

最近日本でも時々見かけるBYDとは Build Your Dream の略で

地元深圳の企業 携帯電話へのバッテリー供給で培った技術をもとに

世界初のプラグインハイブリッド(PHV)を作ったメーカーとして有名です

 

先日の東京オートサロンや大阪オートメッセでもブース出展していましたが
その時にはなかった海豚(ドルフィン)

 

廉価モデルながらも安全性の高いリン酸バッテリーを搭載して
パステルカラーも相まって女性ユーザーに人気とのこと

 

そして日本でもウワサになった中国・天津製のクラウンクルーガー
エンブレムはしっかり “クラウン” でした

 

中国には100社以上の自動車メーカーがあるようで

初めて見た理想というメーカー

 

まるでPC用のようなモニターが2枚も!
NETFLIXやYouTubeも大画面で見る時代なんですね

 

3年半ぶりに訪れた中国は車両の電動化がさらに進んでおり
タクシーも電動 建設用のダンプも電動
小型バイク(日本の原付)も電動 自転車も電動
街中でほとんどエンジンの音が聞こえません

中国にはあと1週間滞在しますので 次回のブログでは別の視点からお届けします

 

ラガーコーポレーション
Sales Planning Department   中谷晃彦

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