こんにちは、bond mediaです!
以前大宮店でTechartのホイール(Formula VI)を装着したポルシェ タイカン ターボS↓
その後Techartのエアロフルオーダーをいただき、そして内装パーツ(ステアリング、フロアマット)もオーダーいただきました
もうご存知の方もいらっしゃると思いますが、Techartの内装パーツは生地、色、ステッチ、エンボス、パンチングの種類までありとあらゆる箇所を自分好みに仕上げることが可能です。
そしてこのタイカンには内装の色はAtacama Beigeというなめしプロセスでオリーブの葉を使用した、なめしクラブレザー「OLEA」が使われており、革の自然な品質は、特別なクラウドプリント新しい素材が使われております。
ポルシェもついに動物保護や脱炭素に取り組む時代となりました。
そんな内装に合うステアリングをまずは数々のコンプリートカーを手掛けてきたTechartの内装デザイナーに意見を聞こうと思い、おすすめのスペックを聞きました。
その一部がこちら↓
至る所に外装色のネプチューンブルーが使われいるではありませんか
簡単に言うとスポークのパネル→青
パンチングの中→青
レザーとの隙間→ベージュ
というとてもやんちゃな仕様で帰ってきました笑
もちろんTechartもプロなので変な仕様ではないのでしょうが、あまり日本からの内装オーダーがないから派手目にして欲しいのか、少しポップな印象です。
これが992とかならいいですが、タイカンにはちょっと…と言うことでオーナーさんの要望を聞くことに👂
「カーボンを入れたい」それだけでした笑
なので真剣にこちら側でもフォトショを駆使して何十回も仕様を考えました笑
その結果↓↓↓
青は一切使わずにベージュを残しました。
スポークのパネルとエアバッグのリング(上の写真では省いてますが)は何もせずに純正のサテンシャンパンのままで行くことにしました。
というのもエアコン周りやドアノブ、ドリンクホルダー周りのリングに同じ艶消しのシャンパンが使われており、
これにマッチさせるためです。
そして992、タイカン、E3カイエンになってからエアバッグはレザーと裏のエアバッグ装置は分解できなくなりました。
なのでコンプリートカーを見ると
992のエアバッグが使われているのか、リングがありません。
まあTechartに送ればどうにかできるのでしょうが、エア便で火薬は送れないのでエアバッグ周りはエンブレムだけにとどめました。
ラッピングやマスキングして塗装という手もありますが、長く乗るお客さんということで耐久性を考えました。
そして他のベージュに合わせるため、レザーの繋ぎ目とセンターマーキングはベージュのパイピングにしました。
Techartのオススメ仕様であったパンチングの中は青に残しました。唯一の遊び心です笑
あとわかりづらいですがモードセレクター(くるくる回すやつ)も一応黒レザー仕上げです笑
ステッチも黒です。
なのでだいぶシンプルに仕上がったため、他にもコントラストステッチにしようかとも色々考えました。
しかしダッシュボードやシートにもコントラストステッチが採用されていないので、ステアリングでいきなりコントラストステッチだとおかしいので断念
それと黒レザーにベージュなどの明るめのステッチを入れると汚れが目立ってしまうので使い勝手も悪くなるデメリットもあります。
あとはパネルにカーボンを使用しています。外装がTechartのエアロでグロスカーボン予定なので内装はマットを選択。メリハリも出ますし、反射も抑えられるのでオススメです。ランボルギーニもこのような仕様が多いです。
ちなみにTechartの仕様は↓
うーん…って感じですかね?
各種ドイツチューナーは外装のコンフィグはありますが、内装はハードルが高すぎてありません!
https://www.techart.de/en/service-dialog/techart-3d-configurator/
ちなみにタイカンのコンフィグも時期追加予定だそうです。
内装のイメージがどうしても掴めない!と言った場合でも難なくお問い合わせ下さい。