残暑厳しい週末、今日のさいたま市は気温36℃超え(´Д`)
とてもじゃありませんが、昼間からオーブンのような地面に
寝そべることはできず。開発部隊は夕方から活動開始です!
無骨なデザインでまだまだ大人気の従来型ゲレンデ(W463)
21世紀初頭のスーパーチャージャーが付き始めた頃のモデルに比べれば
最終型はだいぶマイルドな乗り心地になりましたが、
やはり軍用モデル出身ゆえのラダーフレームにリジッドアクスル。
オフロードモデルの性格は隠しきれません。
そんな従来型ゲレンデの乗り心地を改善できたなら…
新たな試みが始まりました。
微細なボディのねじれや振動を抑え込む世界のアイシン精機による
MCB(Motion Control Beam)を開発中です!
すでに国産車ではいろいろなメーカー・車種用に展開されていますが、
まだまだ輸入車では稀有な存在。
その効果は一般的に
● コーナリング(ステア操作時)のボデー横揺れ減少
● コーナリング(ステア操作時)のトレース性の向上
● 突起乗り越し後の縦揺れの収束性向上
が謳われています。
フロントはコチラ、アクスルの前にマウント。
リアはフェンダーとタイヤの間にチラ見えするフレーム上をブリッジさせる形でマウント。
開発陣のコメントとして、
● 4.0L V8ツインターボのエンジンパワーに対して乏しかった舗装路での接地感の向上
● ステアリング操作にワンテンポ遅れる上屋の追従性向上
● ボディへ入力される衝撃をいなし、穏やかなロール挙動でバネ上のフラット感の向上
(※体感には個人差がありますので、すべての方が体感できるとは限りません。)
という見解が示されています。
今後さらに煮詰めて、より良い商品化に向けて開発を進めます!
今後は同時進行で着手している F系 BMW MINI や 新型ゲレンデ(W463A) を展開予定。
ご期待くださいませ!