こん〇〇は!

 

水曜日メディア班ブログです。

 

今年も残す事あと数日ですね。

 

と言う訳でメディア班ブログは今年最後の更新です。

 

今日のブログはBC FORGED工場見学の番外編をお送りします。

 

3週に渡って本社の様子やホイールの製造過程をお届けしましたが、今回は動画でも紹介していなかった本社の様子やBC FORGEDデモカー&社用車をご紹介しちゃいます!

 

まずはコチラ

 

BC FORGED本社

 

じゃん!

 

BC FORGEDの美術館です!

 

・・・嘘です💧

 

実はコチラ、本社の中でも一般の方は立ち入り禁止のエリア

 

タイヤホイールの取り付けや車両の整備などを行っている部屋とショールームを繋ぐ通路です。

 

こんな感じでショーケースに入ったホイールと絵画が交互に置かれた超オシャレな通路になっています。

 

しかもこれだけではありません!

 

BC FORGED本社

 

会議室へ続く通路は歴代の広告や雑誌の記事がこんな感じでオシャレに展示

 

一般のお客様には目に触れないエリアでも、こんな風に飾っていたら働く人のモチベーションアップになりそうです

 

続いて紹介するのはコチラ

 

BC FORGED本社

 

ズラーっと並んだコチラは社用車やデモカー達

 

色々なメーカーの色々な車種が並んでいますが全て黒で統一されていて勿論全てがBC FORGED履き

 

い、厳つい・・・💧

 

ちなみに63の番号がナンバープレートに入っているのも特徴です。

 

なんで63なのかは聞き忘れました笑

 

台湾旅行に行ってナンバーに63入りのBC履きで黒い車を見かけたらBC関係者かもしれません笑

 

 

BC FORGED本社

 

そしてコチラが社長の通勤車両

 

マイバッハGLS600です

 

これまた厳つい。

 

BC FORGED本社

 

足元にはMKP45という1ピースモデル

 

細かいメッシュでマイバッハにもピッタリなデザインになっています。勿論超軽量!

 

サイズは22インチとカスタマイズ的には控えめサイズですが、ストリートユースなので低扁平による乗り心地の悪化を嫌った結果でしょう

 

あらゆるサイズがオーダーメイド出来るBCならではの履き方ですね!

 

 

BC FORGED本社BC FORGED本社BC FORGED本社

 

紹介する車はこれだけではありません!

 

本社の中にある秘密の部屋に所狭しと並べられたコチラはナント社長のコレクション(驚)

 

日本ではドレスアップのイメージが強いかもしれませんがBCFORGEDの本社では社長自身がハンドルを握りレース活動にメチャクチャ力を入れています。

 

聞いた話ではランボルギーニのスーパートロフェオでも走っているそう

 

BC FORGED本社 BC FORGED本社

 

そしてコチラもほとんどの車両がBC FORGEDのホイールへと交換されていました。

 

ストリートユースの何倍も負荷がかかるレースで使用し、より良い製品作りに繋がっているんですね!

 

という訳で今回は番外編として色々ご紹介させて頂きました!

 

ドレスアップだけでなくサーキットユースやチューニングカーの足元にもBC FORGED超おすすめです!

 

是非お問合せください!

 

それでは少し早いですが皆様良いお年を!

 

 

 


こん〇〇は!

 

水曜日メディア班ブログです。

 

3週に跨いでお届けしてきたBC FORGED工場見学のブログもついに今日で最終回

 

ホイールが出荷されるまでの最終工程をご紹介します。

 

BC FORGED 工場

 

BC FORGEDと言えば無数にあるフィニッシュ!

 

1ピースでも迷っちゃうくらい沢山カラーがありますし

 

2ピースならリムとディスク別々のカラーやフィニッシュなんてのも勿論可能ですので、オーダー次第で世界で唯一「あなただけのホイール」なんてのも勿論作れちゃいます。

 

その塗装工程がこれまた凄い!

 

BC FORGED 工場

 

先ず塗装エリア自体が非常に厳重に管理されています。

 

なんてたって案内してくれたスタッフでさえも現場の責任者の許可がないと入る事すら出来ません😅

 

しかも2扉になっていて汚れた空気も完全にシャットダウン!

 

入口には靴底のゴミを取るシートまで設置されています。しかも扉の前後、計4箇所!

 

写真の青いマットがそれです。

 

BC FORGED 工場

 

中に入ると「医療施設か!」ってくらいとにかくクリーン!

 

余計な物は何もないですし、床も壁もピカピカです

 

BC FORGED 工場

 

さらに奥に進むとこれまた完全に仕切られた部屋で職人さんが白衣を着て粉体塗装の工程を行なっています。

 

当然、その部屋は作業者以外は入れない徹底ぶりなのでガラス越しでの撮影です。

 

BC FORGED 工場

 

こうする事で塗装工程のクオリティが格段に上がり、ゴミの混入などによるクレームなどがほとんど発生しないという仕掛けなんですね。

 

BC FORGED 工場

 

粉末の塗料を吹き付け終わったホイールは隣の部屋にある釜で焼かれて塗装が完成します。

 

これが所謂「パウダーコート」です。

 

溶剤ペイントと違い剥がれにくく傷などにも強いホイールに適した塗装方法です。

 

BC FORGED 工場

 

こうして塗装工程が終わったホイールは厳しく再検査されオーダー毎に細かく管理されます。

 

日本からのオーダーならJWLと呼ばれる日本の基準にも適合しているかチェックされますので合格すれば刻印が入ります。

 

JWLに関しても粗悪な輸入ホイールの中には検査もせず無闇に刻印だけ打っている物も中にはあるそうですがBC FORGEDに関してはこの辺もキッチリ検査して安心安全な物を作っています。

 

BC FORGED 工場

 

たまたまウチからオーダーしたホイールがありました笑

 

各作業毎にこのオーダーシートが付いて回っているので作業ミスや取り違え作業間違えが極限まで発生しない仕組みになってるんですね!

 

BC FORGED 工場

 

全てのチェックが終わったホイールは職人さんが一つづつ丁寧に組み立て梱包の準備が行われます。

 

BC FORGED 工場

 

ちなみにBC FORGEDでは梱包もメチャクチャこだわっていて超厳重な梱包でお客様の元へ届けられます。

 

専用の分厚いダンポール、ロゴ入りのキャップ(カバー)その他隙間を埋める緩衝材など

 

一見無駄にも思えるほど厳重過ぎる梱包ですがこれにより世界中どこへ発送しても輸送事故がほぼ発生しないポイントなんですね。

 

ホイールに限らず、ちゃんとした商品は梱包もちゃんとしてますからね!

 

 

という訳で最後にみんなで記念撮影

 

取材で同行してくれた雑誌社の皆様とBCの副社長、旧ラガー担当(今はもっと偉くなっちゃいました笑)僕含めラガーコーポレーション三人です。

 

これまでも訪問した事のあるスタッフから色々聞いたり、工場の写真や動画は見た事がありましたが実際に見学させてもらうとその規模感や物作りに対する真面目な姿勢、拘り、非常に勉強になりました。

また同時にこのような素晴らしい商品が日本国内のより多くのお客様の元へお届けできるよう輸入元として勤めて参りたいと改めて感じました。

 

ドレスアップは勿論、レースやチューニング業界でも十分通用するクオリティのBC FORGED!メチャクチャおすすめです!

 

BC FORGEDのお問い合わせはラガーコーポレーションまでご連絡ください!

 

BC FORGEDの工場見学ブログはこれにておしまい・・・

 

・・・・と見せかけて実はまだお見せしたい物があります。

 

次回番外編をお送りします!

 

それでは!

 

 


こん〇〇は!

 

水曜日メディア班ブログです。

 

今日は先週の続き、BC FORGED工場見学の様子をお届けします。

 

BC FORGED 工場の様子

 

 

先ずはコチラ!

 

フォークリフトの奥に見えるコレ、何だと思います?

 

正解は「電柱」です!

 

 

・・・というのは冗談で

 

実はコレ、アルミ合金の棒です

 

 

そうなんです。

 

削って作るタイプの鍛造ホイールは「ビレット」と呼ばれる鍛造成形済みの塊の状態からスタートするのが殆どですが、BC FORGEDの場合もっと前の段階から自社で製造しているんですね。

 

この状態からホイールを製造している会社って世界的に見てもかなり限られます。

 

BC FORGED 工場の様子

 

その馬鹿デカイ電柱の様なアルミの棒をコチラの機械でカットします。

 

どれだけ忙しいかは、この機械が4台も必要という事が全てを物語っています💧

 

年間20000本以上製造はダテではありません

 

BC FORGED 工場の様子

 

BC FORGED 工場の様子

 

切り出す大きさは全て重量で管理され、その後何に使用するかで決まります。

 

21インチだと40キロぐらいの塊が必要との事

 

BC FORGED 工場の様子

 

切り出されたアルミの塊はベルトコンベア付きのオーブンで温められます。

 

クレーンと金属パレット必須です。

 

落としたら怪我じゃすまないですね😅

 

BC FORGED 工場の様子

 

 

続いて、加熱されたアルミの塊は巨大なプレス機へと運ばれます。

 

この規模感判ります?

 

2階建ての建物くらいの大きさがあります。

 

しかも手前と奥の2台体制

 

BC FORGED 工場の様子

 

プレス機にセットされたアルミの塊はさらに加熱されながら8000tもの力でプレスされます。

 

そうする事で組織同士の結びつきが強くなり密度も極限まで高まります。

 

これがいわゆる「鍛造成形」(厳密にはまだ途中)です。

 

当然、人間の手では素材をセットする事も取り出す事も出来ませんからロボットアームが代わりにやってくれます。

 

BC FORGED 工場の様子

 

そうしてプレスされたアルミの塊がコチラ

 

最初の電柱みたいな状態から、ようやくソレっぽい形になってきました。

 

BC FORGED 工場の様子

 

プレスされた塊は再びベルトコンベア付きのオーブンで温められ次の工程へと進みます。

 

BC FORGED 工場の様子

 

再度温められた素材は続いてコチラの機械にセットされます。

 

コレ、何をしているか判ります?

 

BC FORGED 工場の様子

 

そうなんです。

 

リムの成形工程です。

 

温めつつ回転させた素材に専用の治具を押し付け、引き伸ばす事でリムの形を作り出します。

 

フローフォーミングと呼ばれる工程です。

 

プレスと同様、素材が押し潰されるので強度がアップし強靭なリムを形作る事が出来ます。

 

BC FORGED 工場の様子

 

ここまで来たらもうホイールって丸分かりですね!

 

でもこれで終わりじゃありません!

 

BC FORGED 工場の様子

 

なんとまたまた別の釜で温められます

 

「何回温めるのよ?!」と思ったアナタ!

 

実はこれ刀鍛冶とやってる事殆ど一緒なんです。

 

 

温めて成形して、温めて成形して、の繰り返しです。

 

ここまで言えばもう次の工程分かっちゃいましたね

 

そうです、ジューってヤツです。

 

BC FORGED 工場の様子

 

近くで撮影出来なかったので動画のスクショですがこんな感じ

 

温めた素材を急速に冷却する事で金属がより硬くなるんですね

 

凄く個人的な話ですが、この「焼き入れ工程」見ると工業高校時代思い出すんですよね〜(しみじみ)

 

授業で金属棒から文鎮作りました(笑)

 

出来上がった文鎮の強度検査するんですが本当に焼き入れ前より強度が上がってるんですよ。

 

ホント金属加工って奥が深いってその時思いました。

 

 

話が逸れましたが、その焼き入れが終わった素材はまたまた温められ「焼もどし」と呼ばれる工程に入ります。

 

焼き入れ工程をする事で金属が硬くはなりますが同時に脆くもなってしまうんですね。

 

言ってる事矛盾してるように聞こえるかもしれませんが「粘りがなくなる」と言うとイメージし易いかもしれません。

 

用途によって異なりますがホイールに使用する場合、ただ硬いだけでなく粘りも必要なんですね。

 

なので、この「焼もどし」と呼ばれる工程で再び温める事で硬さをちょうど良い具合に調整し、残留応力と呼ばれる余計な力を排除する事が出来るのです。

 

 

BC FORGED 工場の様子BC FORGED 工場の様子

 

こうして製造された鍛造ビレットは1箇所に集められ加工するのを待ちます。

 

それにしてもこの量💧途轍もない在庫量です😅

 

実はコレ、ホイールの受注に関係なく作りまくって在庫してるんですね(厳密に言うと、ちゃんとコントロールして在庫されています笑)

 

こうする事で素材がなくてホイールが作れない事態が発生する事が無く、安定した納期が実現しているんですね

 

最近、人気のホイールメーカーはどこも「納期〇ヶ月!」みたいなのが当たり前になっちゃってますからね😅

 

そこをBC FORGEDはずーっと1ヶ月半くらいの納期(繁忙期や特殊なオーダー除く)で安定してますからね。ホント驚異的です。

 

と言う訳で素材の製造はこんな感じです。

 

次回はいよいよ削りと塗装の工程をお届けします!

 

お楽しみに!

 

それでは!